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大学院 /学生生活

 大学院

在学生の声

画像:在学生の声

博士前期課程 1年次生

大学での学び

大学院での学びは、臨床での経験を踏まえて新しく学ぶこともあり、学部の時よりも学ぶことが楽しいと感じています。今までの経験を振り返ることや、経験と理論を結びつけて考えることで、自分が行ってきた看護を違った視点から考えることができます。

学生生活

私の学年は、育成期看護学領域の学生が1名だけなので、少し寂しいですが、他の領域の学生とも顔を合わせれば、話をしたり励まし合ったりしながら過ごしています。年齢も経験も領域も違いますが、新しい出会いに嬉しく思います。

仕事との両立

私は科目履修を2年間取っていたので、時間的には他の院生よりは余裕があると思います。仕事の時間と大学院の時間を切り替えるのは大変ですが、終業後の時間を使いながら両立しています。日曜日は休息日として確保し、メリハリをつけることも大事だと思っています。

博士前期課程 2年次生

地域包括ケアシステム構築が推進され、私はこれまで、病棟看護師が行う退院支援を充実させたいという思いで看護を実践してきました。しかし、実際行っている支援は患者さんが満足しているのだろうか、という疑問が常にありました。大学院の案内に、地域基礎看護学領域は「人々が本来の生活の場で展開する看護の特質を追究すること」を目的に掲げており、何か解決の糸口が見つかるのでは、と思い入学しました。

大学院では専門領域に造詣の深い先生方の手厚いご指導を受けながら、自部署の現状から課題を明らかにし、現在は療養病棟における利用者の意向を踏まえた看護支援の充実について研究に取り組んでいます。時に行き詰まることもありますが、その時は個別指導で一緒に考え助言を受けることができる環境が整っています。

また、社会人経験の豊富な領域の違う仲間からの意見を聴くことで、自己の看護の視野が広がり、仲間と話すことがリフレッシュにもなっています。そして院生室では学年を越えての交流もあり、心地よい空間となっています。みなさんも大学院で看護の世界観を広げませんか?

博士前期課程 2年次生

岐阜県立看護大学を卒業し総合病院で看護実践を行う中で、こんな風にできたらいいなと思うことがあっても、それをどう実行に移したらいいか分からずにいました。大学院在学中の先輩から話を聞き、働きながら毎週授業に通うのは難しいと思いましたが、学びたいことを上司に伝えると快く応援して下さり、今も職場の方々にご協力頂き仕事と学業を両立できています。授業でも遠隔会議システムの利用などサポートいただいています。

看護について学ぶこと、同期の学生の皆さんと実践での課題を検討することは自身の看護観を見つめ直す機会になり、大学院で学んでいることは在学中だけではない自分自身にとっての財産になると感じています。

博士前期課程 2年次生

私はがん専門病院に就職しました。病状の影響で意思表示が難しい患者さんに対し、チームで継続的にどう意思決定支援をするか、倫理的に問題はないか悩みました。自身の知識や視野を広げることで、より専門的ながん看護を個人だけではなく、共に働くスタッフと検討していきたいと思い、本学のがん看護専門看護師コースに進みました。

他県からの通学、学業と仕事の両立は容易ではありませんが、授業での学びを翌日の看護に活かせること、現場での課題解決に向けてタイムリーに取り組むことができるのは、本学の良さでもあります。志の高い同期や見守っていて下さる先生方、職場のスタッフ、そして患者さんに支えられながら、日々奮闘しています。

博士前期課程 3年次生

大学院は学士課程の学びの積み重ね

学士課程では、看護実践を行う上で基盤となる学習を行い、その統合としての卒業研究では、目の前の患者さんに向き合い、全人的な把握に努め、課題を見つけ、課題解決に向けて看護実践を行い、実践を振り返り、これらを文章にまとめました。大学院の博士前期課程では、その上に積み重ねる形で、所属組織の現状を把握し、所属の課題を見つけ、看護実践による解決を目的とし、自分だけではなくチームとして看護を充実させるための方法を考えていきます。

誰しも、「看護実践によって患者さんがより良い方向へ向かわれたのが嬉しい」と感じたことがあると思います。私は今、大学院の看護実践研究を通して、私があるひとりの患者さんに看護実践を行うだけではなく、他の患者さんに対しても、私以外の看護師とともにチームとして、同様に質の高い看護実践ができるような仕組みを考えています。

「今よりもっといい看護がしたい」と思ったら、構えずいつでも大学院に来てください!